停電の夜も“静かで安心”。次世代ポータブル電源がもたらす新しい防災
真っ暗な夜、停電が続くと、家の中が一気に不安に包まれます。
スマホの明かりだけが頼りで、冷蔵庫も止まり、時間が経つほどに静けさが心細く感じられる——そんな経験はありませんか。
もしこの静かな夜に、“音を立てずに電気を使える”ポータブル電源があったらどうでしょう。
冷蔵庫を数時間動かし、照明をつけ、スマホを充電しながらも、家族が眠れるほどの静けさを保てる。
それを可能にするのが、いま注目されている「固体電池ポータブル電源」です。
従来のリチウムイオン電池とは違い、電解液を“固体”で包み込む構造により、発熱しにくく、長持ちで、安全性が高いのが特徴。
技術的には新しいジャンルですが、防災の現場ではすでに「安心して家庭に置ける電源」として注目が集まっています。

この記事では、停電・災害時の安心を支える新世代の電源として、固体電池ポータブル電源の特徴と防災におけるメリットを解説します。
後半では、実際に選ぶ際のポイントや、おすすめモデル(Dabbsson/YOSHINO)も紹介します。
「発火が怖い」「子どもが触っても大丈夫?」「重くて扱いづらい」——そんな不安を解消しながら、
“置いておける・使える・安心できる”防災電源を一緒に見つけていきましょう。
リチウムイオンとの違いは?固体電池が「より安全」といわれる理由
ニュースやCMなどで「固体電池」という言葉を見かける機会が増えてきました。
でも実際、どこが“新しい”のでしょうか?
これまで一般的だったポータブル電源は「リチウムイオン電池」を使っていました。
性能は高いものの、内部の電解液が液体のため、高温になると膨張・発熱しやすいという弱点があります。
そのため夏場の車内保管や、長期間の充電放置は避ける必要がありました。

一方の「固体電池」は、電解液が“液体ではなく固体”でできています。
この構造がポイントで、熱に強く、漏れにくく、安定性が高いのが最大の特徴です。
つまり、同じ容量でも「より安全」「より長寿命」な設計ができるようになりました。
また、構造がシンプルになった分、小型・軽量化もしやすくなっています。
DabbssonやYOSHINOのような最新モデルでは、従来よりもコンパクトで、
家のリビングや寝室に置いても違和感のないデザインが増えています。
もうひとつのメリットは、長期保管に向いていること。
電解液が乾燥したり揮発したりする心配がないため、
「数か月ぶりに使ったら充電が切れていた」といったトラブルを減らせます。
つまり、固体電池の進化は“防災用途”と相性が抜群。
「安全に長く保管できる」=「いざという時すぐ使える」ことにつながります。
防災でこそ真価を発揮。固体電池ポータブル電源の4つの安心
もしもの停電。夜の静けさの中で動く家電は、明かりと温かさだけではありません。
「音が静か」「発熱しにくい」「長く使える」——この3つがそろうと、家族全員が安心して過ごせます。
固体電池ポータブル電源は、まさにその条件を満たす存在です。

① 発熱しにくく、安全に使える
従来のリチウム電池は、高温環境での発熱や劣化が課題でした。
固体電池は電解液が固体のため、熱がこもりにくく、夏場の停電や車中での使用でも安定しています。
子どもが触れる場所に置いても安心感が違います。
② ファンレス設計でとても静か
夜間の避難所や寝室では、電源の“ファン音”が意外と気になります。
固体電池モデルは発熱が少ないため、冷却ファンが静かに回る、もしくは完全に不要な構造のものも。
停電中でも、子どもが眠れるほどの静けさを保てます。
③ 長期保管に強く、すぐ使える
防災用品でよくあるのが「久しぶりに使ったら動かない」というトラブル。
固体電池は自己放電が少なく、半年〜1年放置しても容量を保ちやすい特徴があります。
日常使いをしなくても、いざという時に安心して電源を入れられます。
④ 小型・軽量で持ち運びやすい
固体電池はエネルギー密度が高く、同じ容量でもコンパクトに作れるのが利点。
災害時に家族で避難する際も、女性や高齢者でも片手で持てるサイズのモデルが増えています。
防災リュックと一緒に玄関近くに置いておけるのもポイントです。
このように、固体電池ポータブル電源は「安全・静音・長寿命・軽量」の4拍子がそろった新しい備え。
次の章では、実際に選ぶ際に注目したいポイントを紹介します。
失敗しない選び方。固体電池ポータブル電源で注目すべき3つのポイント
ここまでで、固体電池ポータブル電源が防災に向いている理由を紹介しました。
では実際に選ぶとき、どこを基準に見ればよいのでしょうか。
「高いから安心」とは限らないので、ポイントを3つに絞って見ていきましょう。

① 容量は「家族構成」で考える
災害時に使う電気量は、家庭によって大きく違います。
スマホや照明だけなら300〜500Whクラスでも十分。
冷蔵庫・テレビなどを同時に動かすなら、1000Wh以上のモデルが安心です。
容量が大きいほど重くなるため、「持ち運ぶか、据え置くか」も判断基準になります。
避難先に持ち出す予定があるなら5kg以下のモデル、
家庭内での停電対策中心なら10〜15kgクラスでも問題ありません。
② 安全設計・認証の有無をチェック
固体電池はもともと安全性が高い構造ですが、PSEマークなどの国内安全基準に適合しているかは必ず確認を。
特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では、難燃素材・過充電保護・短絡防止などの機能がある製品を選びましょう。
この点で、DabbssonやYOSHINOなどのメーカーは、国内安全認証を取得済み。
“家庭に置ける安心”という点で信頼できるブランドです。
③ 操作と充電のしやすさ
いざという時に使い方が分からないと意味がありません。
シンプルなボタン構成や日本語表示、アプリ連携など、操作性の良さも大事なポイントです。
停電中でも直感的に操作できるか、夜間でも見やすい液晶かどうかをチェックしましょう。
また、ソーラーパネルや車から充電できるタイプを選ぶと、長期停電にも対応できます。
ソーラー充電で“電気をつくる”暮らし方でも詳しく紹介しています。
これら3つのポイントを押さえるだけで、“なんとなく”ではなく自分に合った電源選びができます。
次の章では、実際に人気の固体電池ポータブル電源を紹介します。
おすすめの固体電池ポータブル電源2選
ここでは、実際に防災用として注目されている固体電池モデルを2つ紹介します。
どちらも高い安全性と信頼性を備え、家庭の「いざという時」を静かに支えてくれる電源です。

① Dabbsson(ダブソン)|次世代EVバッテリー技術を搭載
Dabbssonは、EV(電気自動車)向け技術を応用したポータブル電源ブランド。
固体電池の中でも半固体リン酸鉄リチウムバッテリーを採用しており、
発火リスクを大幅に減らしつつ、軽量・大出力を両立しています。
家庭のコンセントからの充電だけでなく、ソーラーパネル充電・車載充電にも対応。
さらに、AI制御のBMS保護システムを備えており、過充電や過放電を防ぎます。
静音性も高く、夜間でもほとんど気にならないレベルです。
停電時に冷蔵庫・照明・スマホを同時に使える出力を持ちながら、
家の中に置いても違和感のない落ち着いたデザインも魅力。
まさに「家庭に馴染む防災電源」です。
② YOSHINO(ヨシノ)|“難燃性×軽量”を両立した安心設計
YOSHINOは、固体電池技術をいち早く取り入れた注目ブランド。
内部構造に難燃性素材を使用しており、万一の衝撃や高温下でも安定した性能を発揮します。
出力は241Wh〜2600Whまで幅広く、家庭・車中泊・アウトドアまで対応。
特に家庭向けの中容量モデルは、重さ約6kgで女性でも持てる軽さが特徴です。
また、動作音が非常に静かで、寝室やリビングでも気にならない静音性を実現。
長期保管にも強く、半年以上放置しても電力をほとんど失わない安定性があります。
どちらのモデルも、単なる「電源」ではなく、家庭の安心を支えるインフラとして長期的に使えるのが魅力。
ここで迷った場合は、「ポータブル電源おすすめ」記事で容量別の比較をチェックしてみてください。
“静かに安心を灯す”新しい備え方
地震や台風、そして長引く停電。
防災の備えは、年々「現実的なテーマ」として身近になっています。
そんな中で、固体電池ポータブル電源は“安心を置いておける”新しい選択肢です。

発火しにくく、音も静か。
夜間でも家族が安心して眠れ、長く保管しても性能が落ちにくい。
それは単なる電源ではなく、家の中に静かにある“安心の灯り”と言えるかもしれません。
「防災用」としてだけでなく、キャンプや停電対策、日常の節電にも活かせるのが固体電池の魅力。
一度導入すれば、使うたびに“もしもの時にも役立つ”という心のゆとりが生まれます。
今回紹介したDabbssonやYOSHINOは、いずれも国内安全認証をクリアし、
防災にも日常にも使いやすい信頼のブランドです。
「置いて安心」「使って便利」な電源を、今のうちに備えておきましょう。
ポータブル電源の容量別の選び方や、他のブランドを比較したい方は
▶ ポータブル電源おすすめ|防災・アウトドア・日常で“電気の安心”を備える
も参考になります。
また、防災全体の備えを見直したい方は
▶ 防災セットおすすめ徹底比較|人数別・家族構成で選ぶ失敗しない備え方
の記事も合わせてチェックしてみてください。
静かに、確かに、家族を守る電気の備え。
“固体電池ポータブル電源”で、これからの防災を少しスマートにしていきましょう。
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